月に秘めた恋
・・・次の日・廊下


俺は未憂と話をしていた


少しずつ・・・未憂は笑うようになった


「未憂 あまり無理すんなよ?」


「うん わかってる


なんか湊ってお母さんみたいだね?」


お母さんって・・・ちょっと


ショックなんだけど


まぁ 毎日心配してる訳だから


仕方ないか


「・・・じゃあ私 教室戻るね?」


「ああ・・・」


未憂は手を振って 


自分のクラスに向かった


「はぁ・・・」


「何 しょげてるのよ?」


「別に・・・そんなんじゃねーよ」


光里がそう言いながら


俺の所にやって来た


「未憂ちゃん 少しずつだけど


元気になって来たね」


「ああ・・・でも」


でも まだきっと未憂の心には


消えない傷がある・・・


なんとかしたいのが 


今の俺の願いだった


「またそんなしょげちゃって・・・


未憂ちゃん心配するよ?」
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