“いぢわる王子”のお気に入り♪【完】
あたしを見ようともしないいぢわる王子の腕を強く揺さぶると――…


「玲音、ね」


いぢわる王子は、口の端を歪めて冷ややかに笑った。


「いまさら何?
つーか、オレのこと“意地悪王子”って呼んでたよね?
緑川さん」


「…っ」


「そのくせ、オレには名前を呼んで欲しいんだ?」


「…っ」


「すっげぇ、わがまま」
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