“いぢわる王子”のお気に入り♪【完】
だから――…


「責任とってよね」


あたしは、カバンを拾い上げた玲音の腕を掴んで歩きだした。


図書室に背中を向けて。


「ん?」


そんな声が後ろから聞こえてきたけど、あたしはかまわず歩き続けた。


「『玲音って呼べば。
ちゃんと可愛がってやるよ?』…って言ったでしょ?」


「ん?」


「じゃあ、ちゃんと可愛がってよ」


「…」
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