“いぢわる王子”のお気に入り♪【完】
もう、いぢわる王子でも、あまあま王子でもなく。


あたしは、玲音、あんたのことが好きなんだよ。


もう、いぢわる王子なんて呼ばないから。


だから、あたしのものになってよ。


そんな気持ちでずんずんずんずん、鼻息荒く歩いていると――…


「んじゃ、紗衣のご希望通り。
2人きりになれるところに行きますか?」


玲音はあたしが掴んでいた手をほどいて、代わりにあたしの手をきゅっと握った。
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