“いぢわる王子”のお気に入り♪【完】
斜め上にある綺麗な顔を仰ぎ見ると――…


「だって、そうだろ?
まだまだ意地悪したりねぇよ」


そんな言葉とは裏腹に、玲音はあたしの頬をするりと撫で、


あたしのおでこに、コツンと自分のおでこをくっつけた。


「だからさ?」


「…?」


「だから、好きって言ってやらない」


「…えっ?」

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