射した光は暖かく
(タダでご飯が食べれるなら♪)
「はい!分かりました」
「じゃあ、これ!!」
片瀬は大きな箱を取り出した。
「?」
「ドレスだ」
中を開けると水色のドレスが出てきた。
麻衣子は生まれて初めて見るものに、目を輝かせた。
「目いっぱい楽しめ!いいな!」
「はい、先生!」
こうしてパーティーへ行くコトになった。
――会場――
優雅なクラシックが流れる。
「凄い広~い…」
麻衣子は煌びやかな会場に呑まれる。
――ドッ
麻衣子が入り口に立っていたコトで誰かにぶつかってしまった。
「あ!すいません!!」
「いえ。こちらも前を見てなかったので…大丈夫ですか?」
「あ、はい。」
ぶつかった男は背が高く、麻衣子より大人びた雰囲気をしていた。
「これも何かの縁。中へ、入りませんか?」
「そうですね。もう時間も近いですし」
(お金持ちってこんなセリフをサラッと言っちゃうのね…)
麻衣子はキョロキョロしながら会場へ入った。