憧れの人は、バスの中




別に、俺が死んでも誰も悲しんではくれない



悲しんでくれるといったら…………






アイだけだろう





俺の両親は、俺が7歳の時に事故で死んだ。




それから俺は、親戚をたらいまわしにされ、



高校生になってから一人暮らしを始めた。







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