アクシデントな恋
潤は寿麻の話しを聞こうとせずに
大学に着くと真っ直ぐに学長室に向かった。


寿麻はどうする事もできずに、潤の後を追った。



学長室のドアをノックする事もせず
潤は中に入って行った。


急に潤が入って来たので、大蔵は少し怒り気味に…

「何なんだ!!ノックもせずに…孫であっても失礼だぞ、場をわきまえなさい。」

「すみませんm(__)m
お怒りはごもっともです。しかし…とても大切なお話がございます。
今、よろしいでしょうか?」


潤は大蔵を直視して、かなり真剣な表情で話した。


それに対して大蔵は潤が話したい事が薄々わかった。

寿麻はドアが開いた状態の廊下でただ立ち止まる事しか出来ずにいた。



大蔵は秘書の人達を外に出そうと

「すまないが、ワシと潤だけにしてもらえないか」


と言うと、秘書の人達が廊下にさがり、ドアを閉めようとした時


「すみません、寿麻さんは一緒に話を聞いて頂きたいのですが、お祖父様よろしいでしょうか?」


「いいだろう…」



そうして、学長室に3人だけになり
潤は今日の掲示板の事を話した。


そして…


「単刀直入に言います。龍に寿麻さんは任せられません。婚約解消をお願いすると共に、新たに寿麻さんを僕の婚約者として迎えて頂きたい。

僕は寿麻をお慕いしております。
愛しています。」


潤はそうキッパリ大蔵に言った。


それを聞いて、大蔵はかなり驚き…何を言っているのか理解が出来ないと言った表情になっていた。
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