アクシデントな恋
潤と話をした次の日
美里は龍を呼び出し
「龍…お願いがあるの
最後に旅行に行きたい。
これで、あなたから卒業するわ…」
「呼び出しておいて
何かと思ったら…
断る!
この前に言ったが
お前とはもう終わった。
あの時が最後だ。」
龍はそう言い捨て
その場を去ろうとしたが
「わかったわ
潤君と寿麻さんと3人でいくから〜」
美里の言葉に
龍は足を止めた
又、美里の方に体を向け
「今何て…?」
「えっ?3人で行くって…」
龍はかなり焦った顔で
「誰と誰が一緒だと…?」
「だから…潤君と寿麻さん
と一緒だって言ったの」
美里は
少し口許をあげ
『かかった…』
とばかりに、龍に伝えた。