アクシデントな恋

隣の部屋では


美里が龍の手を握りながら、眠っていた。

龍は美里を看病しながら

『俺はどうしたら…このまま美里を1人にして置けないし…隣の2人が気になる…』


そんな事を思っていた。



「龍?ずっといてくれたの?」

美里は目を覚まし
ぼんやりと見える龍を確認して
すごく嬉しかった。


「美里…大丈夫か?
かなり心配したんだぞ…
酒弱いくせに、飲んで風呂入るバカいないだろ…」


「ゴメンなさいm(__)m
外だし…大丈夫だと思っていたのよ…」


「気温差がある方がダメなんだ!!
勉強してるだろう?
本気で心配したんだからな!!」


龍はすごく怒っていたが
話し方は優しかった。


そんな優しい龍に
美里は
『やっぱり、私が大切なのね…こんなに心配して…ずっと側にいてくれたし…』
なんて思っていた。



[美里ちゃんかなりの…
自信過剰なんじゃ?]



龍は美里の様子を伺いながら
黙って考えていた。


『あいつら(寿麻と潤)何してるんだろう?
少しは心配してこっちに来たらいいじゃないか!

これを良いこ事に…
まさか…2人…

潤も男だ…
本気で寿麻を好きだとしたら…

いやいや…あり得ない!!
寿麻が許すはず無い…』


[龍君…何、想像してるの
( 」´0`)」]



龍は気が気じゃなかった。


「龍?大丈夫?疲れた?
眉間にシワよせて…」


美里はどんどん険しい顔になっていく龍が気になっていた。

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