アクシデントな恋


ほんわか新婚ムード♪
になっているとは思っていない潤は
自宅のソファーにもたれかかり
昨日の寿麻の事
今日の帰りの龍の事
を思い出して
色々考えていた。


『こんなに僕は寿麻ちゃんを好きなのに…
何で龍なんだ!
あんなに冷たく接するのに…
どこがいいんだよ…



そう言えば…プロポーズを龍が美里ちゃんにした。
って…それを寿麻ちゃんが見てた???

それなのに…なぜ?


今はわからないが…
空港で会った時はお互いに好きではなかった。
いくら、お爺様の言い付けでも…?

それに、お爺様の言い方だと…
最初からお互いに引かれあっていて
お爺様の強制ではなかったような事を話していた。
あの2人は運命だと…


今思えば…おかしな話しだ…
龍は美里ちゃんを好きでいたはずなんだから…

寿麻ちゃんだって…
龍の事は好きだったはずが無い!!
昨日の話し方もそうだけど…
僕が大学に通い初めた頃はむしろ嫌いだったはず
好きな相手にあんな態度…

何かある!

それをネタに婚約解消させられないだろうか?

何か確信があれば…


僕が寿麻ちゃんを守るんだ…」



潤は暗くなっていく部屋の中で
自問自答していた。





{潤君するどい!
またまた何かが起きちゃう予感…
イチャイチャしている場合じゃないですよ…龍君

寿麻ちゃんを巡る従兄弟の争いになりそうです。}
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