お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~


「よし。そんじゃーそろそろ帰るか」



桃があぐらを崩して立ち上がった。



「行くぞ、泉穂」


「えっ?」


「ついでだし送ってってやるよ」


「あ……ありがと」



……もうちょっとだけ、アキのそばにいたかったのにな。


なんてもちろん言えず、あたしは平然とした様子を装って、腰を上げる。



「アキ、ママさん来るまでゆっくり寝てなよ」


「うん」


「じゃあ」


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