お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~


桃は何の気負いもなく、サラッとそう言い放つ。


「おぉ」とそっけなく答えたアキが、実は嬉しそうだったこと、あたしは見逃さなかった。



……いい友達に出逢ったね、アキ。


なんだかあたしまで嬉しくなって、無意識に顔がほころんで。


それに気づいたアキが、目線だけでこちらを向いてフッと笑った。


キュン……。



言葉はなくても気持ちが通じ合ってる、みたいな。


そんな気が今したのは、さすがにうぬぼれかな。

< 439 / 688 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop