【完】─片思い─

「…バッカじゃないのっ…!! 和は、本当のバカだよ…っ」

「…っ!」

紗季は、大粒の涙を流しながら、あたしの隣に座った。

「あたしが、和を、憎むわけないじゃん…。自意識過剰もいいところだよ…っ。



『親友』を、憎むわけないじゃん…!!」



『和にはちゃんと支えてくれる人がいるでしょう?』



いた…いたよ、母さん。


…ちゃんと、いた。




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