ベンニ
次の日にウ゛ォルフィの前に現れたベンニの髪は黒色になっていた。



「気分、すっきりしただろ?」


とウ゛ォルフィが明るい声で話しかけた。



「なんか変な感じはするけど…」


とベンニがつぶやいた。いまやダークブロンドの髪は黒色になり、その色はベンニの抱えている重荷を表しているかのようだった。



「でも気に入ってるよ。」


「ならいい。だろ?」



ウ゛ォルフィがニヤッと笑った。



「ああ。みんなクソ食らえ。」


ベンニはそう吐き捨てた。
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