後ろ姿
「柳瀬!起きろよ」
「うん・・・」
「学校も行かなきゃいけないんだから早く準備しろよ。
学校には昼頃行くって伝えてあるから」
「うん」

何となく昨日のこともあり、少し気まずかった。

「家には俺の車で送っていくから」
「うん・・・」
「昼休みに家に迎えに行くからそれまでに準備しとけよ」
「分かった」

それからはお互い無言で準備し、車に乗り、いつの間にか私の家に着いていた。
< 157 / 289 >

この作品をシェア

pagetop