花日記

だから、俺は朝の会議では同じことばかり言う。



「勝手にやれ。」
「そうしろ。」
「そのように計らえ。」



管領達も俺がこれしか言わないのを知っているから、余計なことは言わない。



もし誤りがあれば、俺の後ろで目を光らせている親父がなんとかしてくれる。





俺はただのお飾りだ。


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