『K』
その時だった。。

ピピ~♪

[着信 ♪優太♪]

(優太だぁ。。。)

『はい?』

『あっ、俺だけど。。今からマユの実家に行くわ。』

『。。えっ?』

『マユとマユの両親に話しがあるから』

『。。。あ、うん』

ガチャ。。

優太は用件だけ言うと電話を切った。

(。。何だろう?別れるとかだろうかぁ。。)

私はママの所へ行った。

『ママ?』

『どした~?』

『なんか、優太が話しがあるとかで今うちに向かってるみたいで。。』

『えっ?話し。。?』

『うん、なんの話しかわからないんだけど。。』

『そぉ~なの?わかったわ』

一体なんだろう。。

40分後。。

玄関のチャイムが鳴る

ピンポン~

『あっ、優太が来た。』

私は玄関へ向かう。

ガチャ。。

そこにはスーツを着た優太が立っていた。

『。。お邪魔します』

『。。はい』

真剣な顔の優太。

何?

優太が部屋にはいる。

『あら~いらしゃい♪』

ママが優太を迎える。

『こんばんは!いきなりすみません。。』

『全然いいのよ!ほら座って♪』

『。。はい失礼します』

私はパパも呼びに行った。

『あっ、優太くん来たの?』

パパが声をかける。

『はい、いきなりお邪魔してすいません』

『いや全然いいよ!』

すると優太がいきなりイスからおりて、床に正座をした。

びっくりする私と両親。

すると。。

『俺が、経済力もなく頼りない為に。。結婚式の話しを取やめにしてと頼んだんです。。すいませんでした』

優太が頭を下げた。
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