藤原くんの中央時代
俺達は教室(4組)に入ると
1人の男が話しかけてきた。

???「3組に転校生来たらしかばい!」

こいつの名前は小松祥平
イケメンでスポーツ万能で頭がいい。
俺が一目おいてるすげぇ奴だ。

藤原「転校生どこおっと?」

小松「なんかさっき増田と手繋いで歩きよったばい。 増田狙いよるけ応援してやろうぜ。」

藤原「おいも見に行こっ。」

そう言って俺は
転校生を探しに行った。


藤原「どこおっとかて! おらんやっかて!」

ドンッ

???「きゃっ」


俺は誰かとぶつかった。


藤原「じゃまかさ!!!」

???「ごめんなさい」


俺はその子に見とれてしまった。


藤原「かっ可愛い。」

???「えっ?あっあの?」


俺は我にかえった。


藤原「だっ大丈夫?」

???「はっはい大丈夫です。 あの藤原くんだよね?」

藤原「なんで俺の名前を? 君の名前は?」

???「よしこッ 小川よしこ!」

藤原「素敵な名前だね」

よしこ「そんなことないよ」

そう言ってよしこちゃんは走り去っていった。


なんだこの胸のドキドキは?
そんなことを考えていると増田が声をかけてきた。


増田「おう 藤原なんしよ?」

藤原「おお! 増田! 探しよったし。」

増田「なんした?」

藤原「その子が転校生?」

増田の隣でちょこんと
女の子が立っていた
ちゃんと手を繋いでね。

増田「今校舎案内しよって」

藤原「小松に聞いたよ。 転校生の名前は?」

増田「えりだよ 山田えり」

えり「よっよろしく」

藤原「おう よろしくな!」

増田「てか藤原さっきよしこちゃんが真っ赤な顔して走っていったぞ。 なんかあったのか?」

藤原「なっなんもねぇよ」

増田「そうか じゃあ俺まだ校舎回らねぇといけないから行くわ。 行こうえりちゃん。」

えり「うん!」


そう言って2人は行った。

俺はまだドキドキがおさまらない。
なんなんだこれ。
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