切ない純愛崩れ

もしもの話でも青春を味わえるくらい、二人は好き合っているのが分かるオーラを出している。

泣きたいくらい憧れるのは私。
あんな風に愛してみたいし、愛されてみたい――大塚に。


「うん」と一言。

彼は小さな声で失恋を噛み締める。
そんな彼の様子に私は引き続き失恋を痛感する。


彼氏が居ようが大塚は結衣を大好き。一年半も結衣に片思いをしているのは大塚。

こんな状況で告白なんてできなくて、ずるずると一年以上も片思いをしているのは私。

彼女になれる可能性がないからと、結局仲良しなクラスメートというポジションから動けないでいる弱い私。


やっぱり頭には切ないしかない。

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