この涙が落ちるとき





「……ふぅ。安土くん、大丈夫?」


走り終わった阿原さんがきた。


「うん、まぁ…。さっきよりは楽になったよ」


これは本当。


「そっか。どうして倒れちゃったの?」


「足くじいた。へへっ」


これは嘘。


本来は、…体を壊したとでも言っておこうか。


だって、体が弱いのにつっぱしっちゃっただけだし。





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