心友。~友達の彼氏をスキになった。~

「何か用?」



そのユキや藍をスルーして、悟がマリアにつっけんどんな言葉を放った。



「別に」



不機嫌モードの悟に、マリアも低い声で応戦する。



「あっそ」



そう言うと悟はもう体育館の方へと歩き出し、藍とユキとが慌ててそれを引き留めた。




「待ってよ悟、あんたの携帯バグってんちゃう? 電話もメールも返って来えへんってマリアが気にしてるよ」


「別にバグってへん」


そう答えた悟にマリアが言った。



「バグってんのはあんたやんな。言いたいことがあるんならはっきり言えば? シカトするとか男らしないねん」


< 80 / 302 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop