君がいるだけで・・・

まあ、気にしてもコイツのことだから意味無い、かな??


そんなことを思いながら担任を待ってると・・・



バンッ!!!



・・・・・うるせー


まあ、いいけど。


でも、担任の顔を見た瞬間、絶句。


・・・なんでお前がいるんだよぉぉ!!!



「おっそーい」

「はあ!!!??意味わかんねぇーよ」

「ハイハイ。で、陽菜!!」

『・・・光(コウ)くん・・・??』

「え!!!??・・・陽菜、さん!!?」



水谷 光輝(みずたに こうき)
・桜輝学園1-S担任。
・茶髪に茶目。
・桜龍11代目副総長。
・陽菜ラブ。



・・・・・・まさかコイツがいるとは思わなかった。


光くんは新二たちと総長やらやってたときにあたしのお世話係やっててくれたの。


2人は今でも付き合いあるんだ・・・


いいなぁ・・・・・・・



『ガッコのせつめーとかは??』

「ああ、そういえば。」



ポンッと手を打った新二を横目で睨みながらもう一度、光くんに向かって『説明』と言った。



「・・・はい。えっとですね――――・・・」



なぜか、光くんは目を合わせずに説明しだした。
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