龍馬、時々女子高生。
いつもの様に始まったいつもじゃない朝
朝からチャリでカッ飛ばす。

駐輪場でカチョカチョ鍵かけて、カゴから教科書の入ってないカバンを引ったくる様に掴んでく。

無駄に広い校内に入って、無駄に疲れる階段をタスタス登る。

そしていつもの様に、ダルダルの眠い目をこすりながら教室に入ったら、

大体遅刻5分前。

「おはよー」

って調子出ないまま周りの子に声かけると、

「うっわ、今日も眠そうだしおはよー。」

「マジマジテンション低くね?」

って返って来る。私、小田ヒカリ(17歳)の日常。


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