龍馬、時々女子高生。
「や、深い意味はないけどテスト大丈夫だったのかな?って。その…色々あっただろうから」


目を丸くしてキョトンとする龍馬。


「心配してくれたの?ありがとっヒカリは優しいね!」


そしてニッコリ微笑んだ。


「大丈夫だったよ。掲示板見てくれれば分かると思うけど」


…張り出される順位の事ね。

自信あるんだろうな、余裕綽々って顔してる。

心配する必要なかったなぁ。


「私もね、自己ベストになりそうだよ!これは龍馬のおかげだよ。アリガト!」

「私はなーんにもしてないわよ。ヒカリが自分で頑張っただけでしょ」

「だって龍馬が自分で動けって言ってくれたからさ…なんかお礼したいくらい!」

「うーん…お礼ね」



ちょっと考え込む龍馬。

そしてこう切り出した。


「じゃあさ、感謝してるんなら買い物付き合ってよ!」


龍馬はまるで女友達同士が話すみたいに言った。


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