あなたがいてくれたから
『あんたが真面目にリハビリしてないから、体後かないんじゃないの!?』

もう遅かった。

「…あっそ。遊南は俺が真面目にリハビリやってないと思ってんだ。まぁ、いいや。俺少し寝る。」

そう言って鴦は

まだちゃんと歩けない体を持ち上げて

ゆっくりゆっくり歩いて

隣の部屋へ行ってしまった。
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