オレの杞憂


ーーあの顔も、言葉も、狙ってるわけじゃないんだよな。だから一層厄介なんだ。ーー



『ふっ』


ーーとか思いながらも自然に笑いが込み上げてくる。キモイ、キモイぞ、オレーー



そう思って抑えようとしてもにやけがおさまるわけもなく、帰り道、オレはあいつの無自覚さに憂鬱さを感じながらも、

(今日は良い夢みれそう)

とか鼻歌まじりで考えていた。

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