その涙も俺のもの
美優の部屋の扉をノックする


し...ん



返事はない。


もう一度ノックしてみる。



「…おかー…さん?」



ガチャッ...



扉が開いた。



「っ!!」


美優は驚いて目を大きく開いた。

そして、扉を閉めようとした。


「やだっ!何で来たの!!」

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