小悪魔メイドはエリート社長様専用
このままだと主導権は美古ちゃんに握られてしまう…


俺は美古ちゃんの尻には敷かれたくない一心で命令口調で言い放つ。


「一緒に観に行くぞ」と…


「……」

返事は聞かなかったが…俺と彼女はご主人様とメイドの関係だ。

ご主人様の命令には絶対服従だ……


返事は…聞く必要もない……



若い頃の俺様な自分が久しぶりに出て来た。


麻古も俺の強引な俺様に付いて行けず…別れたようなもんだ。
仕事が面白くなりかけた麻古の想いも考えず…海外赴任のキマった俺は…


『結婚するぞ』と言い放った。










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