小悪魔メイドはエリート社長様専用
私はいつまでもママからドレスを借りるのは止めて…自分のドレスを買いに渋谷に出た。


108の前まで来たけど…店に出るドレスは銀座とかで買った方がいいかと考え
始めた。


「あれれ!?美古じゃん!!」


誰かが私の名前を呼んだ。


振り向くとそこには…4番目に付き合った元カレが立っていた。


肩まで伸ばした髪は金色。
陽に焼けた肌が眩しいサーファー風の姿は昔と変わらなかった。


「何?買い物??」


名前は雄二(ユウジ)。


「うん…まあ~」


「雄二は何してるの??」


「え、あ…芸能プロダクションのスカウトマン…」


「えっ!!?」


< 43 / 201 >

この作品をシェア

pagetop