コールガール〜先生と愛人〜
あたしは名前を呼ばれただけで、胸がギュッと締め付けられたみたいになった。



先生はそのあとまた寝息をたてはじめたから、あたしも眠りについた。



あたしが目を覚ました時には、先生はもう起きていた。



そしてあたしの頭や顔を撫でていた。






「先生、起きてたの?」


「ああ、少し前にな」


「そう、具合は?」


「大丈夫。お前は」


「えっ?あたし?」





< 118 / 335 >

この作品をシェア

pagetop