俺はお前だけの王子さま
夕方

俺は近くのスポーツショップにいた。


別に自分のバスケのもん見にきただけ。


「……………」

バスケコーナーに行く途中、
サッカーコーナーが目に入る。


うざい…

うざい………


さっきからずっと
モヤモヤしてる。


マジでうざい



「ちっ…!」


俺はスパイクを乱暴に取って
レジに向かった。






レジでは店員が箱をいちいち
確認する。


「23.5で間違いないですか?」


ギロッ…

俺は店員を睨み付けた。

「…文句あんのか?」


店員は一瞬固まった。

「あっえ…いえあの……お客様には小さく見えたので一応…確認をと…」

「それでいんだよ」


さっさとしろ…!



店員は慌てて会計をした。



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