俺はお前だけの王子さま

加奈子とドーナツ

それから数日


王子くんから連絡がないまま
夏休みも終わろうとしていた。


私は相変わらず家事や課題をこなしている。


弟、勇気の練習試合も見に行ったりした。


バレー部の加奈子も夏休みはそれなりに忙しいみたい。


それでも何回かは会ったり出来た。


今日、加奈子は部活がお休みらしい。


私と加奈子は久しぶりに会うことになった。


お昼の時間帯、私が高校近くのドーナツ屋さんで加奈子を待っていると、


Tシャツにミニスカートをはいた加奈子がやって来た。


「お待たせ!待った?」


加奈子は笑顔で私の前に座る。


健康的な印象の加奈子はミニスカートをはいても全然いやらしくない。


むしろ元気でかわいい感じがする。


私たちはドーナツを食べながら最近のお互いのことを話し始めた。



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