俺はお前だけの王子さま
――――…
乱れた制服を直す渡瀬。
渡瀬は丁寧にリボンを結び直している。
俺はそんな渡瀬の髪に指先を絡めた。
まだ少し汗ばんだ肌。
ストレートでしなやかな黒髪は行為の後にはいつも汗で少し癖がついている。
渡瀬はそんな髪をポニーテールに束ねた。
いつもの渡瀬の行動だ。
赤いドット柄のボンボンが小さく揺れる。
この時間が終われば俺たちはまた別の教室に戻る。
教室が離れたぶん、クラス内での渡瀬の様子はわからない。
別にどうでも良いけど…
全く気になる事がないかといえばそれは嘘だ。
例えば…
徳井は未だに渡瀬に未練があるんだろうか、とか
渡瀬と徳井の過去は盗み聞きしたことだから俺は何かを聞ける立場にはいない。
そして徳井が未だに何かを秘めていたとしても俺と渡瀬には関係ないことだ。
だけど…
乱れた制服を直す渡瀬。
渡瀬は丁寧にリボンを結び直している。
俺はそんな渡瀬の髪に指先を絡めた。
まだ少し汗ばんだ肌。
ストレートでしなやかな黒髪は行為の後にはいつも汗で少し癖がついている。
渡瀬はそんな髪をポニーテールに束ねた。
いつもの渡瀬の行動だ。
赤いドット柄のボンボンが小さく揺れる。
この時間が終われば俺たちはまた別の教室に戻る。
教室が離れたぶん、クラス内での渡瀬の様子はわからない。
別にどうでも良いけど…
全く気になる事がないかといえばそれは嘘だ。
例えば…
徳井は未だに渡瀬に未練があるんだろうか、とか
渡瀬と徳井の過去は盗み聞きしたことだから俺は何かを聞ける立場にはいない。
そして徳井が未だに何かを秘めていたとしても俺と渡瀬には関係ないことだ。
だけど…