ずっとずっと大好きな人
しばらく沈黙が続いた後、剛がボソッと言った。



「俺、さっき、『次はねーから、覚悟しとけ』って言ったよな?」



えっ?

剛が抱き締めていた腕を緩めて、私の両肩に手を置き、私の顔を自分の胸から離すと、ジーっと私を見つめた。



ドキンドキンドキン……



真剣な剛の表情。



『次』って、今なの?

か、覚悟……って。



ちょっとだけ剛の顔が近付いた。



キ、キス、される?

い、いいよ、剛の気持ちに何か応えなきゃいけないもんね!



私は覚悟して、目をギュッと閉じた。


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