ずっとずっと大好きな人
≪ずっと大好きだった人≫
剛が珍しくスタジアムへ来て、一緒に帰ったあの日から1週間が過ぎた。

この1週間、もうすぐ他校との練習試合があるとかで、サッカー部の練習が遅くまであった為、私は部活の関係で時間帯的に一緒に帰れる友人が居なくて、1人で帰宅していた。



今日は帰ったら久し振りにケータイ小説の更新をしようかなぁ。

ここ最近、更新していなかった事を思い出して、そんなふうに考えながら校門を出た時だった。



あれっ?

校門のちょっと先に停車している車……似てるなぁ。

まさか、こんな所に来る訳ないけど。



私は苦笑いでそう思いながら、ちょうど帰る方向に止まっていたので、その車に近付いた。


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