ずっとずっと大好きな人
「あっ、起こしちゃった? ごめんな、あっちの部屋の方がゆっくり寝られるから移動しようと思ったけど、逆に起こしちゃったみたいだな」

すぐ目の前で、大地くんが申し訳なさそうに苦笑いをした。



きゅーん

やっぱり、大地くん、優しい!



大地くんは、ゆっくり私を降ろしてくれた。



「ううん、いいの。寝るつもりなかったのに、みっちゃんの寝息につられて寝ちゃっただけだし……もう、家に帰らないとダメだから」

「明日も休みだろ? もう一泊していけばいいのに」



そう言うと大地くんは私の頭をポンポンと撫でてから、きぃちゃんの方へ歩いて行った。


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