ホットミルク
---ガラッ

「おぉ!!健也おせーよ」


有間が机に座りながら言う。
・・・って良く見たら、俺の席。

「お前、C組だろ?ココB組。」

「まぁまぁ、堅いこと言うなって」


有間が座っている机を見つめ、
小さくつぶやいた。


「俺の机・・・。」

「気にすんなって」

ほほ笑むその顔はなんかエロイ。


「んで?何か用があるんでしょ?」


俺は色々と鋭い。
なんとなく人の気持ちが察する事が出来る。
まぁ、あくまでなんとなくだが・・・。


「鋭いなぁ」

「お前と何年付き合ってると思ってんだよ」


俺と有間は幼馴染である、
バンド仲間でもある。
有間がヴォーカルとギターで
俺がベース。
あと、有間の1つ上の兄貴がドラムを担当している。


「今週の日曜のライブが良かったら、
大熊沢ライブハウスでやれるかもしんねぇ」


「マジかよ?!」
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