空の手紙
放課後

私は先生に連れられて近くの総合病院にいた

ベッドの上では江藤が静かに横たわっている


「多分…もって…」

「2日……」

私がボソッと呟くと先生はまた驚いた顔をした


江藤の言っていたことは全て本当



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