ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜



トイレと布団の行き来を繰り返してると、夕方、喋り声に目を覚ました。

目を開けると、悠陽が岡江先生に何かを手渡されて居た。

…元ちゃんはー?

私は布団と毛布を剥ぎ、軽く起き上がると、誰かが私の背中に触れた。



「んー…?」



私は顔だけを上に向けた。

そこには心配そうな顔した元ちゃんが居て、岡江先生が「俺ら仕事にならへんかったわ」と言う。

悠陽は岡江先生に渡された袋から、スポーツドリンクを取り出して飲んでる。



「ご迷惑おかけしました…」



私はコクンと顔を下げる。

…うぅ、吐く…。
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