ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
「悠陽に免じて、先に入らしてくれへん?」



私は無茶なお願いをしながら、入場料の200円を払った。(1人100円)



「はい!悠陽先輩の為なら!」



しかし、受付の子はあっさりとOKしてくれた。

私は悠陽と「ありがとう」と言いながら、入り口を開けた。

…はれ…?

私、お化け屋敷とか苦手やん。



「ヤバいんちゃうか…;;」



私は悠陽の腕にしがみ付いた。

早く出ないと、私は死ぬかも知れない…!



「―――キャァ゛ー!!!!」



死ぬ前に、喉を痛めそうだ。



「まだ何も出てへんやん;;」



―――無駄に叫ぶから。



< 92 / 199 >

この作品をシェア

pagetop