‐Ever Lasting‐
汗だくになって喉が渇いた。

でももうすぐ街に着く。そしたらあの豪快な笑顔が似合う男の人にお水を貰おう。



楽しい事ってこんな身近にあったんだ…



「嬉しそうですね。」



「まあね。なんだかこうして外で自由に私のやりたいように出来ることがすごく楽しいの。」




私は必死に耐えた。いつかはこの部屋から、家から出られることを信じて。
でもそれにも限界がきた。
だから死のうとした。






私が馬鹿だったんだ。
結局怖がって何も出来なかった。
一歩勇気を持って踏み出してさえいればいつでも外に出られたのに…






あの夜クロが現れなかったらそんな考えも出なかったから結局一緒か…


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