月影
なんとかギリギリ最終便の受付に間に合った私は、一息つく間もなく、搭乗口へと走り、そのまま飛行機へと駆け込んだ。

「もーだめ。無理」

なんとか席についてシートベルトを着用する。飛行機が動きだし、慌ただしくスチュワーデスが点検していく。

私は静かに目を閉じ、これからのことをあれこれ考える。


どうするべきなんだろ。
何より、思ってる通りだとすれば、かなり大変なことになる。


徐々に上がっていく機体と重力。
私はそっと目を開けて、窓の外を見た。


まぁいっか。
何とかなるさ。
今までそうだったんだから。


キラキラと輝くネオンの街を暫く見下ろし、私はまた、静かに目を閉じた。
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