月影
とりあえず、この間きたスタジオの近くまで来てみた。
「来てみたものの、どうしよう」
うーん、と小さく唸る深幸。
この間はコウがいたので、中に入れたが、今は自分だけ。もちろん、そうなると中には入れない。
「やっぱり、流石に無理があったかなぁ」
苦笑いをうかべながら、建物をながめる。
もちろんのこと、誰も知り合いが通る気配はない。
「はぁ…帰ろ」
深幸は項垂れた。
「来てみたものの、どうしよう」
うーん、と小さく唸る深幸。
この間はコウがいたので、中に入れたが、今は自分だけ。もちろん、そうなると中には入れない。
「やっぱり、流石に無理があったかなぁ」
苦笑いをうかべながら、建物をながめる。
もちろんのこと、誰も知り合いが通る気配はない。
「はぁ…帰ろ」
深幸は項垂れた。