天使を射止めよ、男達!!2nd

｢｢そうかっ!!｣｣

ポンッと手を叩く渉にぃと茅玻琉。

｢いやいや、わたにぃ、はるにぃ…そんなひらめいた顔するようなことでもないから…｣

それに冷静な言葉を投げ掛ける架唏琉。

｢でも確かに…母様や父様が認められるような相手だったら…良いんじゃないかな？｣

｢でしょー？あたし、やっぱりテ･ン･サ･イ♪｣

羅々が調子こきだす。
あぁ…言うんじゃなかった…

｢だが…俺には多分無理だ…昴が居る限り…｣

｢そうだよね…俺も、すばるが居るから…実際彼女とか要らないし…｣

どんだけシスコンなんだよっ!!!

｢｢｢｢｢すご過ぎる兄弟愛!!(汗)｣｣｣｣｣

皆は口々にこう言い、あまりのシスコンさに少々震えた。