天使を射止めよ、男達!!2nd

「ありがとう、神田!!やっぱり私の自慢の執事♪」

私が満面の笑みで神田を見ると、

「…笑顔が、眩しいです…」

少し顔を赤くして、目を細めた。

「ねぇ、す〜ちゃん?神田さんと喋ってると、紫雲がヤキモチ妬くよ〜」

ニヤッ

「え?」

私は突然の羅々の言葉に、紫雲を探した。

でも、

「………えぇ?紫雲ノリノリだけど…」

「えぇ!?ノリノリ!?」

うん。ノリノリ。

驚いた様子の羅々は、私が指差すほうを急いで見た。

ジュー…

「…………………♪」

そこには…出張シェフ、牧野が振る舞うバーベキューに見入っている紫雲。
すごく……ものすごく好奇心に満ち溢れた目だ。
キラキラだ……!!



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