ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
イライラしながら校門に行くと、1人のイケメンが佇んでた。





でも、あたしにはわかる。





コイツ、ハンパなく強い…。






それでも低姿勢になれないのが、あたしの悪いクセ。





「何か用?つーか何で呼び出し?つーか何で学校?目立ってるんですけど。」

「まぁ、落ち着けよ。」

「あんたバカ?この状況で落ち着けたら天才じゃね?」

「黙れよ。うるせぇ女だな…。」





何コイツ。




呼び出しといてその態度無くね?





もう、マジ殺っちゃっていいですか?






「…んな、殺気立てんなよ…。話しになんねぇ。宇佐〜。」

「はいはい。全く…駿は女の子と話しも出来ねぇのか。」





男の呼びかけに応じて車から出てきた男はこれまたイケメン。





でも今のあたしは半ギレ状態のため、興味ない。






「なに、アンタから殺ればいいの?」

「血の気の多い子だな…。ケンカしに来たんじゃねぇよ。つか、ヤクザ相手にケンカ売るか?普通…。」






あきれてる宇佐と呼ばれた男。





って、マジであたしは何で呼び出しくらったわけ?




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