[完]ヤクザが愛する女~Ⅱ~
廉が言っていたようにサーフィンをしている人は多かった。


「おー廉!最近来ねぇと思ったら彼女出来たのか!?しかもこんなに可愛い彼女がよ!」



私たちに声を掛けたのは肌が黒めのイケメンだった。



「呂貴(ロキ)久しぶりだな。」



その男は呂貴と言う名前みたいだ。




「夏愛紹介する。こっち呂貴。俺のサーフィン仲間だ。」


「呂貴でーす!夏愛ちゃんで言うんだ!よろしくね!」


「初めまして。夏愛です。」


私は笑顔で頭を下げた。
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