SugarⅡ

「美海さ、ここ最近変な夢ばっかみてるけど、やっぱそれって何か原因があるんじゃねぇか?」




美海は考える素振りも見せずに、サラッと言ってのけた。



「あたしが夜寝る前にゼリーとかチョコとか魔女とかのこと考えてるからだと思うよ」




当たり前だ、とでも言うかのようなどや顔で言ってくる美海。



単純じゃないか。←




そりゃあ、寝る前にそんな変なもののことばっか考えてたら夢見てもおかしくねぇよ。



だけど




……あんまり寝る前にそんなこと考えねぇだろ。つーか、普通は考えない。



やっぱ考えることが違うな、と改めて実感した瞬間だった。




「だから涼も夢の中に出てきたんだと思うんだよねー」



たまに、俺の予想できないような発言を突拍子もなく言い出す。




「あぁ……それって…」






今度は体が

チョコレートになったらしい


魔女に追われて

飛び起きたんだってさ




(寝る前に俺のこと考えてんの?)
(うん、考えてんの)
(可愛いな)
(改まって言うなよー)←



変わってるけど、世界一可愛い彼女だと、俺は思ってるよ。


-END-
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