SugarⅡ


「どうしても一緒に帰りたいから、一緒に帰ってもらっていい?」



「//………仕方ないなぁ…」



照れ屋だから、あんまりガツガツ来られると、どうしていいか分からなくなるらしい。



だから俺は、わざとストレートに言葉を発するんだ。



「ほら、帰ろう、美海。」


「……………///」




そっと手を差し出すと、赤らめた顔で、そっぽを向いて俺の手を握った。



そんな姿を見ても、姫仲を可愛いと思ってしまう俺は



………そうとう姫仲に溺れてしまっているようだ。
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